表題番号:2014B-006 日付:2015/04/27
研究課題日米新興メディアから考察するジャーナリズムの再生
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 政治経済学部 教授 高橋 恭子
研究成果概要

本研究では、放送文化基金の助成を受け、昨年11月に大隈小講堂で開催したシンポジウム「米国NPOメディア CIR(調査報道センター)の挑戦~次世代メディアを考える~」の内容を報告書にまとめた。CIRのエグゼクティブディレクター、ロバート・ローゼンタール氏による基調講演「民主主義社会における調査報道の重要な役割」では、リーマン・ショック後にCIRが既存メディアとの協働を強化したこと、コンテンツを活字(新聞、雑誌)、テレビ、ネット等多メディアを横断するマルチプラットフォームによって配信していること、民主主義を持続させるためにも、ジャーナリズムが権力監視の機能を持ち続けるは必要性があることが語られた。