表題番号:2014A-041 日付:2015/04/10
研究課題レスキュー隊員活動支援のための通信システム開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 大学院情報生産システム研究科 准教授 立野 繁之
研究成果概要

レスキュー隊救援活動の安全性と作業効率を向上することを目的とし、ZigBeeネットワークを用いて複数センサの融合による位置情報及び活動情報を取得し、移動体を監視するシステムを構築してきた。

今年度では、慣性ユニットに加えさらに高低差の補正を行うために気圧センサの追加をした。気圧センサによる高低情報の取得実験を行い、建物内では移動平均によるフィルタで高度の変化を誤差2%以内でリアルタイムに検知することが可能であった。また外乱の影響を受けやすい屋外であっても、大気との接触面積を最適化することでGPSと慣性センサを用いた移動体の位置推定における高低情報の補正に有効であることを証明した。