表題番号:2014A-006 日付:2015/02/17
研究課題債務名義の実効性強化と実務-「民事執行制度の機能強化に向けた立法提案」の検討-
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 法学学術院 大学院法務研究科 教授 内田 義厚
研究成果概要
本研究は、大別して、①民事執行制度に関する立法提案のうち、財産開示制度及び第三者照会制度に関する比較法的研究と、②我が国における担保・執行法改正から10年が経過したことから、その解釈運用等についての整理及び概観、という2つからなっている。①については、第三者照会がよく利用されている台湾を訪問し、弁護士および裁判所の事件処理の実情について調査し、わが国の立法論議に示唆する点がないかを調査した。②については、各制度ごとに計数的評価と内容的評価を行い、法改正の成果及び今後の課題について検討を行った。