表題番号:2013A-6445
日付:2014/04/14
研究課題日本のコロニアリズムにおける女性教育史
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 国際学術院 | 教授 | リー マージ |
- 研究成果概要
日本のコロニアリズムにおける女性教育史
特定課題研究成果概要の報告
リーマージ
2013A-6445
19世紀後半の女子教育の発展の視点から各国における共通性は明確である。バージニアウルフのThree Guineas (1938)では,女性のための教育の場が全くなく,女性が外部者に留まる程処遇が良くなるという社会が描かれている。ウルフは女子のための初等教育と中等教育が受け入れられた時と場において著書を書いた。大学教育は議論が分かれたままであった。19世紀の英国における論争は初等教育の権利についてであり,特に19世紀においては両性の低い社会階層に教育が行われるべきかそうかについてであった。しかし,女子に対する読みの教育については論争の余地はなかった。対照的に,韓国の近代女子教育の発展において独特だと考えられるのは,儒教原理が歴史の状況と視野に影響を与えた範囲である。