表題番号:2010B-265 日付:2011/04/09
研究課題江藤新平関係文書「書類の部」の翻刻
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学総合学術院 教授 島 善高
研究成果概要
(1)本研究課題遂行のため、社会科学総合学術院の助教である斎藤洋子、星原大輔両君、任期付講師重松優君、それに博士課程院生雲藤等、関口直佑、白春岩の諸君の協力を仰ぎ、原則として毎週金曜日午後1時から5時頃まで、星原大輔助教の研究室を作業場として、ひたすら江藤新平文書の解読に従事した。
(2)当初の計画である江藤新平関係文書の「書類の部」の翻刻作業は、少しずつ進捗しているとはいうものの、膨大な量の書類下書きの解読作業が難航し、研究成果として報告する段階には到らなかった。
(3)「書類の部」の翻刻作業を遂行する上で、本研究課題採択以前から着手していた「書翰の部」の出版を急ぐことが必要であると痛感し、未解読の「書翰」の翻刻作業も併行して行った。その結果、2011年3月末に「書翰の部」の翻刻がほぼ一段落し、出版社も見つかって、2011年度中には出版の目処がついた。