表題番号:2010B-114 日付:2011/04/05
研究課題スペイン・カタロニアの伝統的石造民家(マジア)の修復・再生に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 教授 入江 正之
(連携研究者) 理工学術院 助手 山村 健
(連携研究者) 商学学術院 助手 李祐尚
研究成果概要
研究課題、カタルーニャの伝統的石造民家マジアの修復・再生に関する研究にそって、カタルーニャ州タラゴナ県バンデジョス・イ・ロスピタレット・デ・リンファント市離村集落ファッチェスにあるマジア残存遺構A棟を対象として、その第三期修復・再生部敷地の詳細実測を行った。修復・再生作業の資料として、寸法関係を表記する野帖作成、周辺部写真、および素描記録作成を行った。ファッチェス離村集落の再生と連動する、市内にある同種マジア残存遺構のある集落カステジョ、ガバダを視察し、目視および写真記録を作成した。同市で集落保存活動を行っているチームの説明を受け、今後の参考資料とした。当該市庁にて、第三期、まち作りなどについて、今後のスケジュール日程を打ち合わせし、問題点などを洗い出した。また、持参した模型等をもとに、作業を担当する各職方と具体化のための打ち合わせも進めることができた。さらに、当該地域の新聞にインタビュー記事を掲載され、当該活動の周知も行うことができたとともに、、同市の地元TV局の取材では当該研究の概要について公開した。