表題番号:2009B-004 日付:2011/05/24
研究課題アレゼールによる日仏の大学改革比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 政治経済学術院 教授 岡山 茂
(連携研究者) 文学学術院 教授 藤本一勇
研究成果概要
この研究は私と他の8名のメンバーによる共同研究である(連携研究者1名、研究協力者7名)。2009年度の成果としてはまず、パリ第10大学で行われた日本研究センター(Inalco)主催のシンポジウム(「日本における大学改革と研究、ヨーロッパへの教訓?」)にメンバー3名(岡山、白石、隠岐)が参加し、発表を行ったことが挙げられる。つぎに、日本においても2回の公開研究会を開催した。2009年12月6日に早稲田大学で、①パリ第10大学でのシンポジウムでの発表報告、②大学教員組合の現在、③『現代思想』11月号大学特集を読む、というテーマの発表が行われ、2010年2月11日には神戸大学で、「大学とは何か、大学の敗北?」というタイトルのもと、2人のメンバーと外部からの2人の発表者(村澤真保呂氏、榎木英介氏)による発表と討議が行われた。海外出張と研究会のための旅費および外部の発表者への謝礼に、研究費は使われている。私個人としては、2010年3月にトゥールーズ第2大学の招聘教授として修士課程の学生に日本の大学に関して講義を行う機会をえた(一ヶ月間)。