表題番号:2008B-305 日付:2009/03/18
研究課題東アジアにおける近代法形成と法の回廊に関する実証的研究Ⅱ
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 大学院法務研究科 教授 浅古 弘
(連携研究者) 大学院法務研究科 教授 浦川 道太郎
(連携研究者) 大学院法務研究科 教授 加藤 哲夫
(連携研究者) 大学院法務研究科 教授 田口 守一
(連携研究者) 大学院法務研究科 教授 田山 輝明
(連携研究者) 留学センター 准教授 江 正殷
研究成果概要
Ⅰ 早稲田大学図書館に寄贈された「岡松家旧蔵文書資料」8,579点をマイクロフィルムで公開するために、「早稲田大学図書館所蔵(マイクロフィルム版)岡松参太郎文書」122リールおよび早稲田大学図書館・早稲田大学東アジア法研究所編『岡松参太郎文書目録』820頁の刊行に向けての原稿校正を行った。
Ⅱ 中華民国(台湾)法務部司法官訓練所所蔵の日本統治時代の刑事事件記録史料の仮目録作成の作業を行った。本年度は明治期及び昭和期の刑事判決原本36冊から3,380件の目録作成作業を行った。この作業のため、2008年9月7日から同月9日まで、中華民国(台湾)・法務部司法官訓練所で刑事判決原本の調査を実施した。
Ⅲ 国立台湾大学主催の「International Symposium on the Taiwan Colonial Court Records Archives」(2009年3月21日国立台湾大学)に参加し、浅古弘が「歴史分析と法:日治時代の台湾法院記録史料」と題する講演を行いました。