表題番号:2007B-101 日付:2009/03/11
研究課題溶融マグネシウム小滴還元反応による新チタン製錬法の基礎研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学術院 教授 不破 章雄
研究成果概要
現在、金属チタンは、900度(C)程度の高温度での四塩化チタン気体の溶融マグネシュウム還元により製造されている。この反応形態は、気体ー固体反応であり、この反応の促進には反応界面積に拡大が有効である。この課題では、溶融マグネシュウム小滴生成の基礎的な知見を得るために、液体物性(密度、粘性係数、表面張力)の異なる液体(水、グリセリン、エタノール)を用いて、各種形状のノズルを用いて、液体小滴の生成条件の実験による調査研究を行った。その結果、マグネシウム小滴生成に求められるノズル速度条件を見出すことができ、今後の展開の基礎的なデータを得ることが出来た。