表題番号:2007B-036
日付:2008/03/13
研究課題教育・対人援助職の力量形成と大学教育のあり方に関する研究
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 文学学術院 | 教授 | 村田 晶子 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 山西優二 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 増山均 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 梅本洋 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 沖清豪 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 喜多明人 |
(連携研究者) | 文学学術院 | 教授 | 細金恒男 |
- 研究成果概要
- 21世紀は知識基盤社会と言われ、各国や国際機関でそのための教育改革が行なわれている。人々が生涯にわたって質の高い学習の機会を得ることができること、すなわち、地域社会において、社会教育・生涯学習の充実とその発展を支える関連職員の実践的な力量の形成を中核とする専門性の確立が急務の課題である。
それは、教師や社会教育主事、関係職員などの範囲に止まらず、地域の多様な活動を組織している「コーディネーター」や「ファシリテーター」などの呼称で呼ばれる職においても同様な課題が指摘できる。
その様な認識に立つとき、実践力を養成したり、現職者の力量を高めるための、養成・研修システムやカリキュラムの構築が急がれなければならないと考える。
本研究においては、文学学術院における教育学研究を主テーマとする教員の共同研究として、「教育・対人援助職の力量形成と大学教育のあり方に関する研究」に取り組んだ。
関連する先行研究の整理のほか、2007年11月18日に「早稲田教育実践研究フォーラム」を開催した。1部はラウンドテーブルとして、卒業生、大学院生、学部生などによる多様な領域からの実践報告と討論を実施、第2部では「教育実践と教育研究の関連」についてシンポジウムを行ない、その記録を報告書としてとりまとめた。
来年度以降も継続して、実践力の形成の方法としてこれらを位置づけその意義を検証し、大学・大学院教育のカリキュラムとして検討していく。