表題番号:2005B-350 日付:2006/03/19
研究課題コミュニティケアを支える情報通信システムの構築および評価に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 大学院国際情報通信研究科 教授 加納 貞彦
研究成果概要
1.研究論文発表
・ 仮想市場法を用いた福祉情報システムの便益性評価について研究を推進した(福祉情報学会誌採録)
・ 高齢者介護のためのコミュニティケアに関するネットワーク技術とメッセージ構成法について研究を推進した(福祉情報学会誌採録)
・ AHPを用いた福祉情報システムの評価に関する研究を推進した(「早大国際情報通信研究科紀要」採録)
・ 4Gモバイルネットワークのユビキタス情報社会における適用について、ケアへの適用を例に研究を推進した(電子情報通信学会誌採録)
・ 高齢者のコミュニティケアに関する関係者間での情報交換のためのメッセージフローについて研究を推進した(国際ヘルスケア技術およびマネージメン学会誌採録)
・ 情報品質に関する研究をコミュニティケアについて進めた。(国際情報品質学会発表)
・ インテリジェント交通システムにおける安全性および救急医療サービスへの適用について研究を推進した(国際交通研究学会誌発表)
・ ユビキタス情報社会におけるコミュニティケアのあり方について研究を推進した(国際ヘルスケアおよび医療技術マネージメント学会発表)
・ 情報流通構造分析に基づく福祉介護情報システムの設計に関する研究を推進した(情報通信学会発表)
・ ユビキタスケアノートのコンセプトと実証実験、および高齢者の夜間ケア負担を軽減するユビキタスネットワークに関する研究を推進した(日本遠隔医療学会発表)
・ 24時間見守れる「遠隔安否確認」の研究開発を推進した(電子情報技術産業協会主催講演会で発表)。
・ 電子自治体オープンソースソフトウェア・ビジネスモデルの研究を推進した(経営情報学会発表)
・ 情報流通構造分析に基づく福祉介護情報システムの設計に関する研究を推進した(電子情報通信学会発表)

2.実証的な研究
・ 介護を支援する電子介護日誌(ユビキタスケアノート)を試作し、世田谷区・本庄市の介護家庭で実証実験中である。この実証実験をもとに高度化バージョンの作成を開始した(実証実験)

3.ユビキタスヘルスケアフォーラムの開催
  上記の研究に関する世界主要国との交流および日本の地域との交流を深めるために以下のフォーラムを主催した。
第1回  2005年3月30日 早大国際会議場 10カ国、350名参加
第2回  2005年8月6日 早大本庄キャンパス レクチャールーム 本庄地域関係者100名参加
第3回  2006年3月10日 早大国際会議場 5カ国、150名参加