表題番号:2005B-035 日付:2006/03/22
研究課題社会的エリート・公権力・国家--専制と合意の拮抗過程--
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 文学学術院 教授 井内 敏夫
研究成果概要
本研究グループのメンバーは個々人が個別の研究を推し進めると同時に、プロジェクト研究所の一つであるヨーロッパ文明史研究所とタイアップして共同研究を行っているが、2005年度は以下のような例会活動を実施した。
・6月7日(火)午後6時~8時半。文学部西洋史第二専修室。皆川卓氏、自著『等族制国家から国家連合へ――近世ドイツ国家の設計図「シュヴァーベン同盟」』(創文社、2005年)を語る。評者、甚野尚志氏。
・2006年1月21日(土)午後3時30分~5時30分。文学部第7会議室。白木太一氏、自著『近世ポーランド「共和国」の再建―四年議会と5月3日憲法への道―』(彩流社、2005年)を語る。評者、皆川卓氏。
外国の政治家や研究者を招いた会としては次のものがある。
・リトアニアのヴィタウタス・ランズベルギス(Vytautas Landsbergis)氏の講演会。8月26日(金)1時-3時。文学部第一会議室。講演題目 ”Lithuania-the crossroad of Europe.”
・ドイツ・ハーゲン大学フェリチタス・シュミーダー(Felicitas Schmieder)歴史学教授の公開講演会。10月27日(木)14時40分-16時10分。36号館682教室。題目「古きヨーロッパの現在とEUの東方拡大」。
個々の研究成果については「研究成果発表」の欄に別記する。
  なお、同一の研究テーマで活動しているヨーロッパ文明史研究所は2006年度に締め括りの年を迎えるが、その総括論文集への執筆希望者は現在で20名に達している。