表題番号:2000B-010 日付:2002/06/26
研究課題遠隔教育・双方向異文化語学演習と海外共同ゼミの可能性-教材蓄積と教育評価システム
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 教育学部 教授 中野 美知子
研究成果概要
英語教育を増強し、国際人として通用する英語を身につけさせることが最近の英語教育の目標として掲げられている。しかし、大学の教養英語に於いて本格的な異文化理解を外国との実際の更新を通して、いわゆる遠隔授業の一環として実施しているところは少ないという現状を踏まえ、本研究では、以下に挙げる海外の大学・教育機関との実践を通じて遠隔教育の可能性と問題点を考察した。
2000年度前期
1. エディンバラ大学、理論及び応用言語学科との遠隔講義の開始(Alan Davies教授)Current Issues in Applied Linguistics
2. エセックス大学、政治学科との遠隔講義の開始(Ian Neary教授)Human Rights and Japanese Values
3. 高麗大学校、人文大学英語科を中心とした韓国の言語学者との遠隔総合講義の開始
4. 国立江原大学との米文学遠隔演習の開始
5. 国立江原大学との異文化双方向語学演習の強化
6. 高麗大学との異文化双方向語学演習の強化
7. デラサール大学との異文化双方向語学演習の強化
8. 高麗大学大学院と早稲田大学教育学研究科との遠隔共同ゼミの強化
9. エセックス大学との異文化双方向語学演習の強化
10. マラヤ大学との異文化双方向語学演習の強化
2000年度後期
1. エディンバラ大学、理論及び応用言語学科との遠隔講義 Dr. Hugh Trappes-Lomax
2. ハワイ大学、早稲田大学、高麗大学との多地点制御遠隔講義開始
3. シンガポール国立大学との交流開始、スタンフォード大学、メルボルン大学、早稲田大学との多地点制御遠隔講義開始
4. ハワイ大学、東南アジア言語文化学科との異文化双方向語学演習の開始
5. シンガポール国立大学言語学科日本語科との異文化双方向語学演習の開始
6. RELC(Regional Language Centre)との遠隔講義開始
2001年度
1. ブルネイ大学との双方向異文化語学演習の開始
2.中国の首都師範大学との双方向異文化語学演習の開始
3.台湾の台湾師範大学との双方向異文化語学演習の開始
4.デラサール大学(フィリピン)とマラヤ大学(マレーシア)にてデータ解析のワークショップの開催
5. シンガポールのRELCとの双方向異文化語学演習の開始
6. RELCにてデータ解析のワークショップの開催
7.シンガポール国立大学との双方向異文化語学演習の開始
8.タマサート大学との双方向異文化語学演習の開始
9.チュラロンコン大学との双方向異文化語学演習の開始
10.ハワイ大学ヒロ校との双方向語学演習の開始
11.2000年度に交流したエセックス大学、エディンバラ大学、デラサール大学、高麗大学、国立江原大学、ハワイ大学マノア校、マラヤ大学との交流の継続