表題番号:2000A-539 日付:2026/04/02
研究課題昭和戦前期外務省の中国政策に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 社会科学部 助教授 劉 傑
研究成果概要
本研究は昭和戦前期における外務省の中国担当外交官の思想と行動を検証し、軍部との対立と妥協を繰り返しながら、対中国政策を推進した過程を検証したものである。
本研究は、外務官僚が有する「国家の論理」「組織の論理」「個人の論理」という三つの価値に分類して、分析を行った。外交官僚はまず、「国家」のために外交を行ったことは間違いないが、しかし、軍部との意見の対立から「組織」の論理が働き、外務と軍部との対立という問題に直面しなければならなかった。また、個人の経験や価値観も彼らの行動を影響した。国家、組織、個人という複雑な関係がどのように影響し合ったのかについて検討を加えた。