表題番号:1999B-012
日付:2002/02/25
研究課題複合領域プログラムのための高密度インターネット学習サーバの構築
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学部 | 教授 | 内田 種臣 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 加藤 諦三 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 調 佳智雄 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 但田 栄 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 山田 泰完 |
(連携研究者) | 理工学部 | 助教授 | 菅野 由弘 |
(連携研究者) | 商学部 | 教授 | 篠田 義明 |
- 研究成果概要
- 複合領域プログラムのなか、とくにマルチメディア表現制作系の研究教育を行うためのサーバを構築し、実際に運営しながら、方法論を研究することが本研究の目的であった。
ネットワーク利用の可能性と問題点をを探るため、そして複合領域プログラムの新しい展開として、地域の総合的な創成と大学の研究/教育を連動させる具体的なプロジェクトを開始した。これは、早稲田大学全体および他大学の教養教育のための、オープン教育センターに設置された、地域の歴史文化や現状を総合的に理解し、地域の活性化に協力をしながら、マルティメディア表現を制作するサマープログラムであり、2001年度から現地(熊野市)で正式に実施することになった。その遂行のためのプログラムの内容、組織、資料データベース、サーバ環境、ネットワークを構築した。また、この活動の運営と方法論研究のためプロジェクト研究所「熊野文化研究所」を立ち上げた。このプログラムの履修者は学内のすべての学部といくつかの他大学の学生からなり、スタッフも複数の学部
にまたがり、地方自治体、各種活動団体が協力している。
卒業指導、表現制作系の実習授業などで試験的な利用を行い、資料を収集整理し、マルティメディアで地域をアッピールするCD-ROM、プロモーションビデオなどを制作し、学生と地域グループ共同の野外コンサートを行った。
また、スタッフは、地域活性化の各種活動(フォーラム、プロジェクト計画案作成など)への協力を行った。
現在、サーバ機能(とくに遠隔地間でインターネットを利用したリアルタイムのマルティメディア制作及び配信を行う機能)とデータベースの拡張を行っている。