表題番号:1998B-526 日付:2002/02/25
研究課題理工学部英語教材開発
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学部 教授 C・D・マクファーランド
(連携研究者) 理工学部 教授 安吉 逸季
(連携研究者) 理工学部 教授 森 常冶
(連携研究者) 理工学部 教授 曽我 昌隆
研究成果概要
 2000年度から理工学部新入生全員を対象とした共通教材、インタラクティブCD-ROM 『USA Up-to-Date』(1996)を使用しているが、それに続くものとして、映像、テキスト、設問の作成に取り掛かった。二年間計画での製作計画をたてた。
 初年度は、8ミリで撮った英米の文化・歴史的シーンのデジタル化(Mpeg2)、テキスト作成、V-Basicsで動画・テキスト・設問が入力できるテンプレートを作成した。Java言語環境での開発にも同時に並行して行った。
 マルチメディア英語教材を使った授業展開は、1996年度から計LL-Multimedia教室で始め、利用者のデーターを得た。聴解力・文法・読解等の項目別の正解率などを解析し、その後のソフト開発の基礎資料として利用した。
 基本的な発音とイントネーションの習得のための教材作成を計画し、学生が利用できるような発音練習マルチメディアCD製作の素材を収集した。
 膨大な英語データベースから言語処理し、各分野(ジャーナリズム・科学等)ごとの英語の語彙・フレーズの使用頻度リストを作成し、使用頻度の高い語句表現と語彙の辞書を作成した。その頻度表から単語フレーズを選び、例文を付加した800のプレーズ集、重要語彙3000のリストを作成し、新入生全員に配布した。コーパス作成も、継続して行い、サイエンス・マスコミ英語などのデータを増強した。