表題番号:1997A-555 日付:2002/02/25
研究課題エアドメルスの『アンセルムス伝』研究(1)
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 商学部 助教授 矢内 義顯
研究成果概要
本研究の一環として、97年度はカンタベリーのエアドメルスによる『聖母マリアの御やどりについて』De conceptione sanctae Mariae の翻訳・解説・注を行った。その成果は、中世思想原典集成10『修道院神学』矢内義顯監修(平凡社:1997)に発表された。その解説において、筆者は、エアドメルスのマリア論の成立を歴史的背景から明らかにし、また、アンセルムスの神学との相異を明確にした。
 なお、本研究課題は98年度も継続し、99年末にその成果を出版する予定である。
研究成果の発表
1997.10
カンタベリーのエアドメルス『聖母マリアの御やどりについて』(中世思想原典集成10『修道院神学』平凡社 PP69-98所収)