表題番号:1996C-012 日付:2002/02/25
研究課題人と生活を支えるGPSに関する国際シンポジウム
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学部 教授 宮崎 正己
(連携研究者) 人間科学部 教授 黒田 勲
(連携研究者) 人間科学部 教授 関 一誠
(連携研究者) 人間科学部 助手 佐藤 健
研究成果概要
GPSはアメリカ合衆国でうちあげられている衛星からの電波を受信して、位置情報を得ている。民間利用については、スクランブルをかけられていることで精度は、約100メートルほどの誤差を生じている。我が国日本では、この米国のGPS政策の庇護(直接課金なし)のもとで測量やカーナビゲーションの中で民間分野で100%その恩恵に浴しているといってよい。特に、地殻変動や地震予知などの公共精密測量の分野では、GPSは必須のツールとして考えざるをえない。また、沿岸航行安全や気象予報などで多様な活用されていく趨勢であるといえよう。国土地理院を中心とするグループでは精密測量技術・空間地図座標基準数値モデルなどの高度のサービス技術や技術支援がある。これらのGPS関連システムやGPS関連基本システムは、、技術開発とともに我々の日常生活をより豊かにしていくものとなることは間違いのないことになろう。とりわけ、具体的な産業分野や日常生活ではこの恩恵をよくしている応用的な側面からの成果も大である。これらの成果をこの1998年7月と2000年の6月に国際会議場を舞台として、世界で利用されているGPSに関する技術開発や理論的な研究成果やGPS政策について、アジア諸国、オーストラリアやアメリカを交えて論議する予定である。