表題番号:1996C-008
日付:2002/02/25
研究課題'99アジア電気化学国際会議
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 理工学部 | 教授 | 逢坂 哲彌 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 一ノ瀬 昇 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 菊地 英一 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 西出 宏之 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 黒田 一幸 |
(連携研究者) | 理工学部 | 教授 | 松本 和子 |
(連携研究者) | 理工学部 | 助教授 | 菅原 義之 |
(連携研究者) | 理工学部 | 助教授 | 本間 敬之 |
(連携研究者) | 東京大学 | 教授 | 藤嶋 昭 |
(連携研究者) | 大阪大学 | 教授 | 米山 宏 |
(連携研究者) | 東京工業大学 | 教授 | 相沢 益男 |
(連携研究者) | 漢陽大学 | 教授 | Sung-Goon Kang |
(連携研究者) | 漢陽大学 | 教授 | Ju-Seong Lee |
(連携研究者) | 北京大学 | 教授 | Sheng-Min Cai |
(連携研究者) | 復旦大学 | 教授 | Jiang Zhiyu |
(連携研究者) | 成功大学 | 教授 | Hsien-Ju Tien |
(連携研究者) | 成功大学 | 教授 | Ting-Kuo Fey |
(連携研究者) | フルムキン研究所 | 教授 | V.E.Kazarinov |
(連携研究者) | モスクワ大学 | 教授 | O.A.Petrii |
- 研究成果概要
- 電気化学は多方面を横断的に包括する学問領域であるが、特に近年では化学・化学工学分野全域のみならずエレクトロニクス分野から環境・生命分野など、次世代を支える先端領域に大きく展開しつつある。この分野では従来より欧州および米国が主体的に国際規模の会議を行ってきたが、近年重要性が高まっているアジアおよび環太平洋地域各国の研究者の交流を促進するため、本地域を主体とした国際規模の会議が1992年に初めて東京で開催された。この会議は約150名(国内110、海外40)の参加を得て開催されたが、これを受けて1995年に大阪で開催された第二回会議では380名(国内320、海外60)の参加を得、本分野における重要な国際会議となった。本会議はこれらに続く第三回目の会議であり、最新の研究成果についての情報交換を行うと同時に、これまでの会議で培われたアジア地域の国際的協力体制をより強固なものにすることを目的としている。
早稲田大学は電気化学分野において国際的にも高水準にあり、また本分野における主要領域である化学センサおよび高密度磁気記録に関する国際会議をそれぞれ1992年および1994年に国際会議場にて開催した実績を有する。さらに本研究分担者の内復旦大学Jiang Zhiyu教授およびモスクワ大学O.A.Petrii教授は教員交換プログラムにより本学に滞在し研究を行っている。そこで、このような本学関連の研究者を中心としたアジア諸国の指導的研究者に加え、過去二回の開催を担当した国内研究者を加えた準備委員会を組織し、1999年5月の会議開催に向けて準備活動を行ってきている。本助成により研究分担者が相互に連絡を取りながら本会議の骨子を確立させると共に、このメンバーを包括する形で過去二回の会議の開催母体である社団法人電気化学会内に本会議の組織委員会および実行委員会が設置され、具体的準備作業を組織的に実行できる基盤をつくることが出来た。今後はこの組織を中心に、実際の開催に向けた具体的作業を進める予定である。