表題番号:1996B-024 日付:2002/02/25
研究課題複合領域プログラムのためのマルチメディア研究教育システムと教材の開発に関する研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 理工学部 教授 内田 種臣
(連携研究者) 理工学部 教授 加藤 諦三
(連携研究者) 理工学部 教授 河原 宏
(連携研究者) 理工学部 教授 菊地 靖
(連携研究者) 理工学部 教授 和田 禎一
(連携研究者) 理工学部 教授 門内 輝行
(連携研究者) 理工学部 教授 山田 泰完
(連携研究者) 理工学部 助教授 但田 栄
研究成果概要
理工学部では、旧一般教育の人文社会系関連の教育体系を改めて、複合領域プログラムをスタートさせた。本研究は、そのプログラムを支援するためのマルティメディア研究教育システムとその教材を開発することを目指した。その成果は以下の通りである。
(1) 複合領域プログラムにおいて利用されるサーバーが3台保守管理され、研究、教育および公報活動のためのネットワークが整い、試験運用を行っている。また、将来のネットワーク環境のために色々なタイプのサーバーおよび、データベース関係のソフトを評価した。
(2) プログラムに参加している教員の講義・実習のための設備が設置され試験運用されている。特に、複合領域ゼミ室のシステムおよびプレゼンテーションを中心としたポータブルのシステムが、稼働している。
(3) ドイツ語・フランス語・ラテン語を学習するためのマルチメディア教材が開発されている。
(4) ドイツ語・フランス語の小テストをオンラインで実施する試験システムが稼働している。
(5) マルティメディア制作に関する科目、「写真表現」、「インターメディア作曲」、「コンピュータアート」、「映像制作」、「ハイパーテキスト論」を設置し、設備の補強と、教育支援体制作りを行っている。特に、理工学部「映像情報ラボ」のスタジオとアトリエの高度な情報機器を利用した実習科目を運営しながら、教員、職員、助手、教務補助などのチーム指導の方法を研究している。この科目の学生の成果はインターネット上で、公開され、CD-ROM化されている。
(6) 複合領域科目のためのデータを収集し、電子化し、多くのものをハイパーメディア化している。また、ハイパーメディア化するためのツールを開発している。
研究成果の発表
内田 種臣
1998年 理工学部複合領域プログラムにおけるハイパーメディアシステムの利用 早稲田フォーラム75号
門内 輝行
1998年3月 都市記号論のパースペクティブ 人文社会科学研究38号
山田泰完(ほか)
1998年3月 古典語修得と近代語の語源的理解のための聖書翻訳 人文社会科学研究38号
YAMADA, Taikan(ほか)
1998年3月 Versuch der ZurÜ ckgewinnung eines interlinearen BibleÜ bersetzens WASEDA-BL³ TTER 5