表題番号:1994C-021 日付:2002/02/25
研究課題転換期の高齢者-アジア三国(台湾・韓国・日本)の比較研究
研究者所属(当時) 資格 氏名
(代表者) 人間科学部 教授 濱口 晴彦
(連携研究者) 人間科学部 教授 嵯峨座 晴夫
(連携研究者) 人間科学部 教授 蔵持 不三也
(連携研究者) 人間科学部 教授 宮内 孝知
(連携研究者) 人間科学部 助教授 白井 恒夫
(連携研究者) 人間科学部 助教授 店田 廣文
(連携研究者) 第一・第二文学部 教授 長田 攻一
(連携研究者) 第一・第二文学部 助教授 浦野 正樹
(連携研究者) 立正大学法学部 教授 佐藤 進
(連携研究者) 獨協大学外国語学部 教授 有吉 広介
(連携研究者) 韓国脳性麻痺福祉会 会長 金 学黙
(連携研究者) 韓国老人問題研究所 所長 朴 在侃
(連携研究者) 韓国国立釜山大学 教授 慎 燮重
(連携研究者) 韓国国立釜山大学 教授 金 基兌
(連携研究者) 韓国国立釜山大学 助教授 朴 炳鉉
(連携研究者) 台湾・中央研究院 / 中山人文社会科学研究所 教授 瞿 海源
(連携研究者) 台湾・中央研究院 / 中山人文社会科学研究所 教授 陳 寛政
(連携研究者) 台湾・高雄医学院 教授 林 宗義
(連携研究者) 台湾・中正大学 教授 李 美玲
(連携研究者) 台湾・民権商務大樓管理会 李 月美
(連携研究者) 台湾・中正大学 研究生 楊 靜利
研究成果概要
本研究では,以下の3項目を柱としながら,三か国の「転換期の高齢者」の生活の質の現状と課題に関する比較研究を推進してきた。
1. 「転換期の高齢者」国際ワーショップの開催
1994年8月8月と9日に上記ワークショップを開催し,韓国および台湾の共同研究チームと調査研究の実施について討議し,対象地区,対象者,調査方法,実施時期,調査項目および本研究の成果発表の場としての国際シンポジウム開催について合意した。
2. 韓国および台湾での社会調査の実施
1995年2月から3月にかけて,韓国釜山市および台湾台北市に早稲田大学研究チームが出張し,さらに細部の検討を重ねた上で,上記合意に基づいた社会調査を各国の共同研究チームが実施した。
(1) 韓国釜山市金井区
実施主体:国立釜山大學校社會科學大社會福祉學科を主体とする研究チーム
1995年8月実施
65歳以上の高齢者410人をサンプルとして抽出。
(2) 台湾新荘市(台北市の郊外都市)
実施主体:國立中正大學社會福利研究所を主体とする研究チーム
1995年12月実施
65歳以上の高齢者970人をサンプルとして抽出。
現在,両研究チームが結果の分析中である。
(3) 新荘市の高齢者インテンシブ調査
上記の統計調査に加えて,早稲田大学研究チームによる質的調査を1996年3月上旬に実施した。また釜山市についても同様の調査を企画しており,1996年夏には実施予定である。
上記のような研究をふまえて,1996年11月14日と15日に,早稲田大学総合学術情報センターにて国際シンポジウムの開催を決定し,現在その準備を進めている。