表題番号:1994C-007
日付:2005/03/24
研究課題アジア諸国の経済発展と社会変容
研究者所属(当時) | 資格 | 氏名 | |
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(代表者) | 商学部 | 教授 | 川邉 信雄 |
(連携研究者) | ラムカムヘン大学 | 准教授 | チュタ・チアンタイ |
(連携研究者) | マラヤ大学 | 准教授 | ノーマ・マンソール |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 浦田 秀次郎 |
(連携研究者) | 戦略国際関係研究所 | 研究員 | マリ・パンゲスツ |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 大畑 篤四郎 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 河原 宏 |
(連携研究者) | 南開大学 | 助教授 | 王 家 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 菊池 靖 |
(連携研究者) | デ・ラサール大学 | 教授 | A・ヴィラコルタ |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 後藤 乾一 |
(連携研究者) | マレーシア日本研究所 | 所長 | ステファン・レオン |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 鈴木 宏昌 |
(連携研究者) | タマサート大学 | 教授 | ヴァチャリーヤ・トサンガン |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 助授 | 中原 道子 |
(連携研究者) | マラヤ大学 | 教授 | クー・ケイ・キム |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 助教授 | 山岡 道男 |
(連携研究者) | ノーザン・ブリティッシュ・コロンビア大学 | ローレンス・T・ウッズ | |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 依田 家 |
(連携研究者) | 社会科学院 | 助教授 | 銭 国紅 |
(連携研究者) | 早稲田大学 | 教授 | 和田 禎一 |
(連携研究者) | メリーランド大学 | 教授 | メル・ガルトウ |
- 研究成果概要
- 現在,アジア諸国の発展は目覚ましいものがあり,既存の世界秩序を大きく変えつつある。また,アジアの経済発展は日本との密接な政治・経済・文化的関係の中で展開している。また,アジア諸国の経済発展は,後発国でありながら唯一非西欧諸国の中で先進国入りした日本の発展モデルを何らかの形で踏襲しつつある。
アジア諸国の発展については,その要因,過程,特徴,問題点についてすでに多くの研究がある。しかしながら,この経済発展がアジア諸国の人々の生活にどのような影響を与え,人々の生活や社会構造が変容したのか,あるいはしつつあるのかについては体系的な研究はない。戦後期を対象に,アジア各国の社会構造の変容を明らかにするのが,この国際共同研究の目的である。
このため,学内および海外のアジアに関する歴史,人類学,政治学,経済学,社会学など広範な分野の研究者が集まり,大きな歴史の流れとして経済発展をとらえ,それに伴う都市,環境,家族,宗教などの問題,さらには日本との関係など,学際的アプローチがとられている。
1994年度および95年度に,それぞれ年間6回の研究会を開催し,学内および海外の研究者がいままでの研究成果を発表しながら,共同研究における共通の研究フレームを確立することにつとめた。また,この2年間に学内研究者は研究対象国に出かけ,現地調査および現地の共同研究者との意見交換を行った。
すでに,この共同研究をベースにして,1996年11月には国際会議を開催することも決まっており,過去2年間を通して,このための準備も行った。
本共同研究の成果は,社会科学研究所の研究シリーズで発表したり,国際会議のプロシーディングスとして公刊する予定である。