低損失テーパ光ファイバと高Q値微小光共振器

2022-0203-09
研究者名
研究者情報 青木 隆朗 教授
所属
理工学術院 先進理工学部
キーワード

背景

◆ 理学(物理学)としての量子光学研究と工学(応用物理学)としてのナノフォトニクスデバイス開発中。
◆ 近年、量子コンピューターや量子ネットワークといった量子情報技術の開発が盛んになっている。

シーズ概要

◆ 独自の技術を用いて、99.7% 以上の透過率を持つ低損失のナノ光ファイバーの開発に成功
◆ さらに、ナノ光ファイバーとファイバーブラッグ格子(FBG)を組み合わせた「ナノ光ファイバー共振器QED」を 開発。これにレーザー冷却・トラップされた単一原子を結合させることで、世界で初めて全ファイバーキャビティQED系を実現
◆ キャビティQED系同士を伝搬モードを介して低損失に接続することができれば、多数のキャビティQED系が巨視的距離を隔てて結合した量子ネットワークの構築が可能となる。

応用・展開

◆ 量子コンピュータへの応用
◆ 量子光学デバイスの開発

資料

他のシーズ

  • 低損失テーパ光ファイバと高Q値微小光共振器
  • 「ナノ光ファイバー共振器 QED」を用いた量子コンピュータの開発
  • テーパ光ファイバの製造方法
掲載日: 2022/02/03