太陽光下・水からの極めて簡便な過酸化水素の製造法

2020-0131-08
研究者名
研究者情報 西出 宏之 特任研究教授 (当時)
所属
理工学術院 理工学術院総合研究所
キーワード

背景

◆ 過酸化水素 (H2O2) は製紙・パルプ、排水処理、酸化剤などで汎用され、またグリーンで安全な次世代のエネルギー源として期待されている。現在、高圧水素と貴金属の触媒、有機溶媒などを使用して、大規模工業製造されている。

シーズ概要

◆ ポリチオフェン類のフィルムが太陽光を吸収しかつ酸素の還元触媒として作動することを見出 した。
 汎用廉価な水の酸化触媒と貼り合わせ、弱アルカリ水に浸漬、太陽光照射すると画期的に高い速度で (>140 mg (H2O2) g-1 h-1) 過酸化水素を製造できる。

優位性

◆ 極めて簡便な反応槽 (右図)
◆ 高い環境適合性
   (貴金属フリー)
◆ on siteでの製造

応用・展開

◆ 過酸化水素の需要は385 Mt (世界)/年であり、今後10年でほぼ倍増が予想。on siteで環境適合、 かつ効率極めて高く、特に、用途多い5%弱濃度の過酸化水素水の簡便な製造法を提供できる。

資料

  •   
  •   

共同研究者

岡 弘樹

他のシーズ

  • 有機“やわらか”二次電池
  • 重合体、樹脂組成物、防汚塗料組成物、重合体の製造方法、塗膜の表面にカルバメートを安定化する構造を生成する方法、塗膜の表面にカルバメートを安定化する構造を再生する方法
  • 多官能化合物及びその製造方法、アミック酸化合物及びその製造方法、並びにイミド化合物の製造方法
  • 重合体、硬化性組成物、硬化膜及び重合体の製造方法
掲載日: 2020/02/06