スポーツと睡眠

2013-0130-13
研究者名
研究者情報 内田 直 教授 (当時)
所属
スポーツ科学学術院 スポーツ科学部
キーワード
スポーツ科学 、 応用健康科学 、 生物時計 、 睡眠・覚醒 、 精神神経科学

背景

海外遠征が多いアスリートにとって、時差等の不利な条件の中でパフォーマンスを改善する生体リズムのコントロール手法は重要である。 また、運動による快眠や、睡眠による運動学習の促進など、身体活動と睡眠は互いに影響し合っている。この関係を解明することは、身体や精神を健康に保つために有益な知見をもたらし得る。

シーズ概要

身体運動が夜間睡眠に与える影響について。睡眠を改善するためにどのような運動が適切か。うつ病の運動療法の可能性。気分の改善に運動が治療的な効果を持っているかについての研究。

応用・展開

アスリートのパフォーマンスを最大化する睡眠条件や時差対策の検討成人および児童を対象とした睡眠と運動についての分析睡眠およびスポーツに関係する装具・健康食品等の評価

優位性

身体運動、睡眠、脳機能測定という3面から分析を行い総合的な評価検討を行っている。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

関連論文

  • 1. S. Uchida, T. Endo, K. Suenaga, H. Iwami, S. inoue, E. Fujioka, A. Imamura, T. Atsumi, Y. Inagaki and A. Kamei, Sleep evaluation by a newly developed PVDF sensor non-contact sheet: a comparison with standard polysomnography and wrist actigraphy, Sleep and Biological Rhythms, 2011 Vol 9(3), p178–187.
  • 2. Y. Iida ; M. Miyazaki ;S. Uchida, Developmental changes in cognitive reaction time of children aged 6–12 years, European Journal of Sport Science 2010, 10(3), p151-158.
  • 3. 「好きになる睡眠医学」内田 直 (2006/5/31) 講談社
掲載日: 2013/01/30