二次電池電極材料及び電解質の開発

2011-0922-03
研究者名
研究者情報 門間 聰之 教授
所属
理工学術院 先進理工学部
専門分野
デバイス関連化学
キーワード
機能材料・デバイス 、 機能物質化学 、 金属生産工学 、 ナノ構造科学 、 ナノ材料・ナノバイオサイエンス

背景

現在市場の主流となっているリチウムイオン電池(携帯電話やノートPCの電池パック等)やニッケル水素電池(ハイブリッドカーや乾電池型利用等)の正極材料は金属酸化物である。近年様々な負極材料の開発が盛んであるが、現状では、正極材料の放電容量によって特性が制限されている。より高い放電容量及び出力をもつ正極材料の開発は、喫緊の課題である。

シーズ概要

正極材料として、石油精製過程での副産物であるSを利用して生成したLi2Sを使用した二次電池の作製。

応用・展開

電解質としてゲル電解質(ジブロックコポリマー、ダイブロックコポリマー)を用い、材料の最適化を図ることで性能向上が見込める。

優位性

インピーダンス測定に基づく出力特性のメカニズム解明まで行いつつ材料の最適化を進めている。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

他のシーズ

  • 皮膚に優しいケミカル健康モニタ
  • リチウム二次電池用活物質、リチウム二次電池用負極、およびリチウム二次電池
  • 電気めっき液、リチウム二次電池用活物質の製造方法、及びリチウム二次電池
  • リチウム二次電池活物質
掲載日: 2011/09/22