有機発光トランジスタ
2011-0909-01
- 研究者名
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研究者情報 竹延 大志 客員教授 (当時)
- 所属
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理工学術院 先進理工学部
- キーワード
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有機半導体デバイス 、 分子性固体・有機半導体 、 電気・電子材料 、 有機電子材料・素子
背景
無機発光素子(ダイオード・レーザー)は既に実用化されているが、材料自体・発光色の種類が少ない。一方、有機材料は合成技術が発達しているため、無限と言えるほど多種の材料を作ることができ、その発光色も多様である。有機発光ダイオードは照明やディスプレイなどの開発段階にあるが、有機発光レーザーはまだ研究途中である。有機材料は抵抗が高いため、ダイオード構造では発光に充分な電流を得られていない。
シーズ概要
ダイオードではなくトランジスタ構造により大電流を流すことが可能となり、発光現象を得られている。発振の条件を詰めることで、有機レーザーを実現できる。
応用・展開
多種の有機材料で展開することで、無機よりも多様な色のレーザー光を得ることができる。
優位性
有機材料に関する知識とトランジスタ作製のノウハウを持っているため、最適な条件により有機トランジスタを作製できる。
提供目的
受託研究、共同研究、技術相談
他のシーズ
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インクジェット法によるフレキシブルトランジスタの作製
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新しい有機発光デバイス:LEC
掲載日:
2011/09/09