有機空気二次電池

2011-0906-03
研究者名
研究者情報 小柳津 研一 教授
所属
理工学術院 先進理工学部
専門分野
高分子化学
キーワード
機能性高分子 、 高分子物性 、 高分子合成

背景

ユビキタス社会の実現には、「どのような形にもなり」、「どこにでもあり」、「軽い」、高効率な二次電池の存在が欠かせない。また、同時にエコシステム社会を実現するために、その素材は有機材料や地球上に多く存在する材料であることが望ましい。

シーズ概要

有機二次電池の正極を空気にした有機空気二次電池を開発した。短時間 (数秒) で充電することが可能である。また、500回の充放電サイクル試験後でも容量低下がほとんど見られない。
負極材料としてはアントラキノンを置換した有機ポリマー材料を用いており、多電子酸化還元(レドックス)反応による高エネルギー密度化(221 mAh/g)を実現した。

応用・展開

エネルギー密度がより高い有機負極材料を探索しつつ、小電気量用途(例えば、ICカード、RFタグ、電子ペーパー、衣服一体化センサーなど)の製品への適用を目指す。

優位性

・ 有機二次電池は充放電サイクルの安定性(可逆性)が高い。
・ これまでにラジカルポリマーを用いた有機二次電池を開発している。
・ 有機ポリマーの分子設計により、ボトムアップで性能向上が可能である。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

資料

関連特許

  • 特願2007-61075 寿命延長関連遺伝子およびその用途 出願人:長崎大学

他のシーズ

  • ポリマー、電極活物質及び二次電池
掲載日: 2011/09/06