貴金属ナノ微粒子(プラズモニック物質)による光エネルギー制御

2011-0906-02
研究者名
研究者情報 井村 考平 教授
所属
理工学術院 先進理工学部
専門分野
薄膜・表面界面物性,ナノ構造科学,物理化学
キーワード
物理化学 、 機能物質化学 、 ナノ構造科学 、 物性Ⅰ

背景

貴金属ナノ微粒子(プラズモニック物質)は、特異な光電子特性を示すため、化学センサーや電子材料、医療応用等において着目されている。プラズモニック物質を有効利用するためにはその物質の性質を基礎から理解する必要がある。

シーズ概要

所有する近接場光学顕微鏡を用いて、プラズモニック物質のプラズモンを観察・可視化するこができる。プラズモニック物質は光と相互作用することで、様々な性質を見せるが、その経過を高い時間分解能・空間分解能で観察することができる。

応用・展開

新機能や新規構造を持たせたプラズモニック物質の光学特性の観察。

優位性

観察に使用する光の波長を可視光~近赤外光まで変更できるため、観察対象に応じた観察が可能。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談

資料

  • 金ナノロッドプラズモンの観察結果

関連特許

  • 特願2007-61075 寿命延長関連遺伝子およびその用途 出願人:長崎大学

他のシーズ

  • 近接場光学顕微鏡での物質観察
  • 近接場分光顕微装置
  • 電子線利用微細光学パターン作製法
掲載日: 2011/09/06