非侵襲計測・解析による胎教効果の検証
2011-0517-01
- 研究者名
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研究者情報 石山 敦士 教授 (当時)
- 所属
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理工学術院 先進理工学部
- 専門分野
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電力工学・電力変換・電気機器
- キーワード
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医用・生体画像 、 生体情報・計測 、 検査・診断システム 、 超伝導 、 胎児医学
背景
胎児は電気を通しにくい胎脂に守られており、心電図等従来の計測方法ではその状態変化を知ることが困難である。
シーズ概要
高感度磁気センサーであるSQUID(超電導量子干渉素子)を用いて妊婦の心磁図を計測・解析すると、母親と胎児との相関性として胎児のリラックス度あるいはストレス度を知ることができる。
これまで科学的な胎教効果は解明されていないため、どのような胎教行動が良いのかという指針づくりも可能である。
これまで科学的な胎教効果は解明されていないため、どのような胎教行動が良いのかという指針づくりも可能である。
応用・展開
胎教効果の計測以外にも、胎児の不整脈の早期発見・母親を通した早期治療の経過確認も心磁図で計測することができる。
優位性
SQUIDによる計測は非侵襲であり、MRIのように高磁場にさらされることもないため非常に安全な計測方法と言える。
提供目的
受託研究、共同研究、技術相談
他のシーズ
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非侵襲生体磁気計測によるマウスモデルの刺激(ニオイ)脳応答の可視化
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非侵襲生体磁気計測を利用したマウスモデルとの比較によるヒトの心疾患の診断への応用
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非侵襲生体磁気計測を利用したマウスモデルとの比較によるヒトの脳疾患診断への応用
掲載日:
2011/05/17