2-ナフトエ酸の酵素水酸化による白色発光

2011-0427-02
研究者名
研究者情報 木野 邦器 教授
所属
理工学術院 先進理工学部 応用化学科
専門分野
機能生物化学
キーワード
低環境負荷物質 、 生体触媒工学 、 バイオ生産プロセス 、 微生物ゲノム 、 酵素スクリーニング

背景

有機EL等、省エネ・省資源に資する新しい光源の開発は社会の課題となっている。

シーズ概要

2-ナフトエ酸にシトクロムP450(酵素)を利用して水酸基を導入することで、白色発光する化合物をワンステップで簡単に合成することができる。
白色の他に、青色発光する化合物も合成できており、様々な発光色が得られる可能性がある。

応用・展開

粉末状にしてEL素子として利用可能か等、応用検討のための評価から参画可能。

優位性

本シーズは、アミノ酸に酵素を使って水酸基を導入してきた知見から実現した。

提供目的

受託研究、共同研究

資料

  • ⅶ:水酸基を8つ導入したサンプル

他のシーズ

  • 高収率なヒドロキシアスパラギン酸の合成と抗腫瘍剤への応用
  • ペプチドからヘキサペプチドまでを自由に合成する手法
  • 機能性ペプチドの合成法
  • 酵素反応と化学反応を組み合わせたアミド合成法
  • 油脂分解性微生物及びそれを用いた油脂含有廃水の処理方法
掲載日: 2011/04/27