飲酒による肝臓を救う機能性素材の研究開発

2021-0921-08
研究者名
研究者情報 原 太一 教授
所属
人間科学学術院 人間科学部
キーワード

背景

◆ 多量の飲酒による様々な健康障害は重大な社会問題を生じさせている。
◆ 日本人の40%はアルコールの有害代謝物質(アセトアルデヒド)を分解する働きが弱い。
◆ 環境毒性としてアルデヒドが健康に影響を生ずる恐れがある。

シーズ概要

◆ アルコールによる肝傷害を軽減する機能性素材を明らかにする。      
◆「二日酔い」などの飲酒による健康障害の原因物質であるアセトアルデヒドの肝細胞内での分解促進。
◆ 細胞内アセトアルデヒド量を軽減する高濃度水素水生成装置を開発する。  

優位性

◆アルコールによる肝傷害軽減作用やその作用メカニズムを迅速に評価することができる。
◆高濃度水素水の細胞内アルデヒド量を軽減させる機能性を明らかにした研究実績がある。
◆機能水や機能性素材の組み合わせにより新規性のある製品開発が可能となる。   

応用・展開

◆ 酒類・アルコール飲料業界、飲食業界など
◆ 健康・医療産業関連
◆ 環境毒性関連

資料

他のシーズ

  • 異常タンパク質の細胞内蓄積を標的とした薬剤スクリーニング
  • 細胞の内在的賦活化を標的とした化粧品開発
  • 新奇な環状ペプチド “ジケトピペラジン(DKP)”のスマートバイオプロセスによる機能性の開発研究
  • 胚盤胞形成促進剤
掲載日: 2021/10/08