見えない物質から心のストレスを見る

2020-0131-10
研究者名
研究者情報 大橋 啓之 客員上級研究員 (当時)
所属
研究院(研究機関) ナノ理工学研究機構
専門分野
ナノマイクロシステム,リハビリテーション科学・福祉工学,知能ロボティクス,電子デバイス・電子機器
キーワード

背景

◆ 病は気から:心の健康および社会・他人との関わりの重要性
◆ 物理センサで計測した間接的ストレスデータによる解析には限界  
◆ コルチゾール等の内分泌系物質が心に及ぼす機構が解明されてきた

シーズ概要

◆ 由来の異なる多数の医学的に重要なストレス物質信号を検出    
◆ 1チップ上の複数センサー信号から複数ストレス物質濃度を即時に推定
◆ 日内変動,個人の特徴を考慮したストレスマネジメントフィードバック

優位性

◆ 唾液,汗などからその場で複数のストレス物質濃度をモニター
◆ 常温での保存・使用および洗浄による再使用が可能なバイオセンサ
◆ 新開発の信号安定な集積バイオセンサを低コストシリコンファブで実現

応用・展開

◆ 生活の場でストレスコントロールを行うためのメンタルヘルスデバイス
◆ 職場のストレスチェックに科学的エビデンスを加えるサービスビジネス
◆ 畜産およびペット市場における物言わぬ動物のためのストレスチェッカー

資料

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共同研究者

逢坂 哲彌 特任研究教授 (当時)

他のシーズ

  • 生体表皮における化学バランスのモニタ
  • 皮膚に優しいケミカル健康モニタ
  • ストレス物質モニター
  • 皮膚表面pHの測定法
  • 見えない物質から心のストレスを見る
掲載日: 2020/02/06