細胞の内在的賦活化を標的とした化粧品開発

2019-1021-07
研究者名
研究者情報 原 太一 教授
所属
人間科学学術院 人間科学部
キーワード

背景

◆ 皮膚老化の原因1:タンパク質品質管理機構の活性低下→細胞の老化や機能低下の加速
◆ 皮膚老化の原因2:細胞内における異常ミトコンドリアの蓄積→活性酸素の産生による皮膚の障害
◆ 皮膚老化の原因3:真皮層の細胞ダメージ→構造タンパク質の産生・品質低下 

シーズ概要

◆ オートファジーによる細胞内浄化能を高めることで変性タンパク質の蓄積を軽減させる。      
◆ 損傷ミトコンドリアの除去機構(マイトファジー)を誘導し活性酸素の発生源を絶つ。
◆ 細胞のストレス応答機構を高めることで加齢や環境ストレスから皮膚老化を内在的に防ぐ。 

優位性

◆ 皮膚細胞におけるオートファジーやマイトファジーの評価系を確立している。
◆ オートファジーやマイトファジーに影響する成分を同定している。
◆ 細胞のストレス応答機構を高める成分を同定し、その細胞障害抑制効果を検討している。

応用・展開

◆ 美容・化粧品市場
◆ 健康食品市場
◆ 健康産業

資料

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他のシーズ

  • 異常タンパク質の細胞内蓄積を標的とした薬剤スクリーニング
  • 飲酒による肝臓を救う機能性素材の研究開発
  • 新奇な環状ペプチド “ジケトピペラジン(DKP)”のスマートバイオプロセスによる機能性の開発研究
  • 胚盤胞形成促進剤
掲載日: 2019/10/21