生体表皮における化学バランスのモニタ

2016-1024-04
研究者名
研究者情報 大橋 啓之 客員上級研究員 (当時)
所属
研究院(研究機関) ナノ理工学研究機構
専門分野
ナノマイクロシステム,リハビリテーション科学・福祉工学,知能ロボティクス,電子デバイス・電子機器
キーワード

背景

◆ スマホによる物理センサシステムが急速に進歩している 
◆ 医学上の知見に基づく判断には化学センサも必要
◆ 化学センサを物理センサ並みに使い易くすることが鍵

シーズ概要

◆ 複数の化学物質をスマホから同時モニタする技術を開発 (Fig.1)  
◆ 心と体の健康に繋がるホルモンや免疫物質を検出 (Fig.2)
◆ 皮膚pHを10秒以下で正確に測定する手法を開発 (Fig.3)

優位性

◆ シリコンファブで量産可能な低コストFETセンサ 
◆ 測定対象を乱さない高インピーダンス非侵襲計測
◆ 複数の生体マーカーを同時にモニタして解析できる

応用・展開

◆ 皮膚の状態モニタによる健康・美容チェック (Fig.4)
◆ ペットおよび産業動物の体と心の健康管理 (Fig.5)
◆ 唾液等を用いた家庭および職場でのストレス診断 

資料

  • 複数の化学物質をスマホでモニタするFETセンサ
  • 生体表皮からの検出対象物質
  • 真の皮膚表面pH推定方法
  • 皮膚pHと皮膚表面物質 動物の皮膚pH

共同研究者

逢坂 哲彌 特任研究教授 (当時)

他のシーズ

  • 皮膚に優しいケミカル健康モニタ
  • 見えない物質から心のストレスを見る
  • ストレス物質モニター
  • 皮膚表面pHの測定法
  • 見えない物質から心のストレスを見る
掲載日: 2016/10/24