遠隔妊婦健診向け超音波検査支援ロボット

2015-1215-01
研究者名
研究者情報 岩田 浩康 教授
所属
理工学術院 創造理工学部
専門分野
知能機械学・機械システム
キーワード

背景

◆産科医不足による妊婦/医師の負担増・少子化問題
◆安全設計の超音波検査支援RT“Tenang”を開発
◆Tenangを用いた各種妊婦健診サービス実現を目指す

シーズ概要

◆【オンライン健診】リアルタイムで医師が遠隔から超音波画像,妊婦映像を見ながらTenangを操作・診断
◆【オフライン健診】Tenangの自動走査で予め超音波画像を取得・伝送,産科医が再構築システムを用いて診断

優位性

◆【オンライン健診】医師が自ら操作して所望の画像を描出可能かつ映像・音声通信による対面診断のような安心感
◆【オフライン健診】通信遅延の影響がなく,再構築システムにより産科医が任意の断面を診ることが可能

応用・展開

◆通院が困難な地域(豪雪地域・離島等)に受診が容易な妊婦健診サービスを提供
◆自動妊婦健診を導入し都市部での待合時間を軽減
◆再構築システムは妊婦健診訓練用に使用することも可能
◆子供を産みやすい社会の創出

資料

  • 超音波検査支援RT “Tenang”概要図
  • 【オンライン健診】遠隔操作によるリアルタイム妊婦健診  
  • 【オフライン健診】再構築システムによる妊婦健診
  • ロボット導入による妊婦健診サービス提供イメージ

他のシーズ

  • 認知神経リハビリのためのバイオフィードバック型知覚支援ロボットテクノロジー
  • モバイル端末操作型エコー遠隔診断ロボット
  • 非侵襲的内出血抽出アルゴリズム
  • 高分子ナノシートを用いた電子デバイス
  • 皮膚に優しいケミカル健康モニタ
  • 触れるだけで通信可能なナノシート電子デバイス
  • 分散設置型インタラクティブ運動支援システム
  • 半側空間無視の注意再獲得支援システム
  • 超音波プローブ移動装置
  • 妊婦超音波検査ロボットにおける画像鮮明性を維持可能な腹部非下降走査デバイス
  • 心エコー検査ロボット
  • 僧帽弁を基点とした傍胸骨左縁左室長軸像探索手法
掲載日: 2015/12/15