自己修復機能を有する金属配線
2015-0303-06
- 研究者名
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研究者情報 岩瀬 英治 教授
- 所属
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理工学術院 基幹理工学部
- 専門分野
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ナノマイクロシステム,知能機械学・機械システム,知能ロボティクス
- キーワード
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優位性
・高伝導率・高伸縮耐性を有する電気配線を実現
・断線部のみを選択的に修復する「自己修復機能」
背景
・「曲げられる」だけでなく「伸ばせる」フレキシブルデバイスへのニーズ
・従来の導電性ゴムは導電率が低く,金属配線は伸縮させると断線する
シーズ概要
・金属配線を覆う溶液中に分散する金属ナノ粒子の電界トラップによる修復
・配線が断線すると,電圧印可により断線部に電界が生じる.この電界を用いると断線部の場所や大きさを知らずとも,断線部のみが選択的に修復され,過剰修復もされない
応用・展開
・ヒトの身体など伸縮する部分に貼り付けるセンサシート
・球体の表面など伸縮性がないと貼り付けが困難な曲面に貼り付けて用いるディスプレイ
共同研究者
古志 知也
他のシーズ
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高分子ナノシートを用いた電子デバイス
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単一入力信号によるMEMSマイクロミラーの3次元駆動
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視覚的な質感情報を提示するデバイス
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単一入力信号によるMEMSマイクロミラーの3次元駆動
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切り紙構造を用いたフレキシブル熱電発電デバイス
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曲げ変形および伸縮変形可能な電子デバイス
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視覚的質感提示デバイスおよび視覚的質感提示方法
掲載日:
2015/03/03