NLDHによる高度陰イオン吸着システム

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研究者名
山崎 淳司 教授
所属
理工学術院 創造理工学部 環境資源工学科
キーワード
特許名称
ハイドロタルサイト様物質およびその製造方法、並びに有害物質の固定化方法
特許番号
第4036237号
出願人
学校法人早稲田大学/日本国土開発株式会社
出願国・地域
日本、アメリカ、中国、韓国、シンガポール、インド

シーズ概要

NLDH は層状複水酸化物(ハイドロタルサイト : LDH)の一種ですが、結晶子をナノサイズに調製することで陰イオンの交換性能を飛躍的に向上させた新材料です。通常のイオン交換樹脂が有機の高分子化合物であるのに対し、NLDHは無機化合物であり、環境にもやさしく安全です。ヒメダカ、マウス試験による安全性確認済です。

効果

結晶子サイズをナノサイズに調整することによって、フッ素・ホウ素・六価クロム等の陰イオンの吸着性能を飛躍的に向上しました。

応用・展開

★排水処理(有害な陰イオン除去)
★触媒への適用
★医薬品への適用
★プラスチック用添加剤への適用

優位性

○低コスト
 市販のイオン交換樹脂に比べ安価な薬剤費。
○ 優れた吸着能力 
 市販のLDHと比べ吸着能力が高く、ホウ素・フッ素・ヒ素・セレンも吸着可能。
○ 広いpH適用範囲
 pHの適用可能範囲は3~12。特別な場合を除き前処理でpH調整が不要。
○ 容易なハンドリング
 腐食性がなく安全。用途に応じ粉末:NLDH-P、顆粒:NLDH-Gで対応。ワンパスでの処理を可能に
 

提供目的

技術相談、知財ライセンス

資料

  • NLDHの陰イオン吸着イメージ

共同発明者

大野 睦浩 (日本国土開発)

関連論文

  • 大野睦浩・梶本崇・松方正彦・山崎淳司(2007)第51回粘土科学討論会講演要旨集 204-205.
  • 松方正彦・山崎淳司・大野睦浩・梶本崇(2007)第39回化学工学会研究発表講演要旨集 272,
  • 松方正彦・山崎淳司・大野睦浩・梶本崇(2007)分離技術会年会[2007]予稿
掲載日: 2014/06/10