見るだけで触感が伝わるシステム

1359
研究者名
所属
専門分野
マルチメディア・データベース
キーワード
特許名称
触錯覚呈示装置および触錯覚呈示プログラム
公開番号
特開2014-71546
出願人
学校法人早稲田大学
出願国・地域
日本

シーズ概要

仮想物体の立体映像と、ユーザの身体部位との重畳表示を行うことで、視覚によって「触錯覚(実際には触れていないのに触覚を感じる)」を誘発する、触錯覚呈示装置。
ヒトの認知特性である、視覚と触覚という異なる感覚間の相互作用(クロスモーダル)を利用している。

効果

手には何も触れていないにも関わらず、ユーザの身体部位に触れている仮想映像を見るだけで、触感が得られるという触錯覚現象を、きわめて簡単な仕組みで実現させている。
より具体的な適用例としては、透明型ヘッドマウントディスプレイ(HMD)を用いて、手などの身体部位に触れる映像を呈示すると、その動きに合わせて微弱な力がかかっているような錯覚が生じる。

応用・展開

今後普及が見込まれるHMDを含めたウェアラブル機器への適用が可能。展開分野としては、3Dを利用した学習や医療用ツール、ゲーム等のエンターテインメントが考えられる。
応用例として、天候や気温等を示唆する視覚刺激と、それによって誘発される温冷感や風覚を制御することで、従来にない気象情報の体験を意図した「体感天気予報」の試作機を完成させている。

優位性

力学デバイスを用いずに触感を生起可能である本発明は、従来のVR技術と比べまったく新しい、かつ仕組みの簡便なユーザーインターフェースを提供する。

提供目的

受託研究、共同研究、技術相談、知財ライセンス

資料

  • 視覚誘発型「微触感」錯覚システムの概要
  • 「微触感」錯覚システムの応用イメージ

共同発明者

盛川 浩志 (青山学院大学)

関連論文

  • 河合隆司:”超臨場感”のデザインへ向けた人間中心アプローチ、映像情報メディア学会誌、Vol.67, No.4, pp.286-288, 2013年

関連特許

  • 175-JP 感覚呈示システム及び感覚呈示装置
掲載日: 2014/05/14